簡単なマルチプレイヤーサンプルのご紹介

確認済のバージョン: 5.3

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難易度: 中級

マルチプレイヤーネットワーキングは本質的に複雑であり、特殊な課題や問題が関わってくるものです。これらの問題は、同期に関連したものや、あるいは同一プロジェクト内の複数のインスタンス(往々にして互いに遠く離れた場所にあるマシン上で実行される)の間における通信に関連したものなどがあります。

Unity ビルトインのマルチプレイヤーネットワーキングと、それに関連する 高レベル API (High Level API)(HLAPI) は、マルチプレイヤープロジェクトの開発を効率的に行えるようにするためのものです

このガイドでは、マルチプレイヤーネットワーキングの簡単なサンプルを用いて、ネットワーク化されたマルチプレイヤープロジェクトをごく簡単なアセットとスクリプトによってゼロからセットアップする方法をご説明します。このサンプルを使って、ビルトインのマルチプレイヤーネットワーキングシステムおよびその 高レベル API の、最も重要な側面を簡単にご紹介します。

このドキュメントでは、Unity ビルトインのマルチプレイヤーネットワーキングプロジェクトおよびそれに関連する HLAPI を使用して、新規のマルチプレイヤーネットワーキングプロジェクトをゼロからセットアップする手順をステップごとに解説します。この手順はマルチプレイヤーネットワーキングシステムの基礎的な概念を理解していただくためにご紹介するもので、おおむね一般的に適用できる内容となっていますが、様々なマルチプレイヤーネットワーキングゲーム用にカスタマイズが可能です。全ての手順を完了すると、「2 人のプレイヤーがそれぞれ異なるインスタンス内の専用 Player ゲームオブジェクトを制御し、1 つの権威サーバがアクションを制御・同期する」という形のサンプルプロジェクトが完成します。プレイヤーは互いに撃ち合ったり、自分以外のプレイヤーあるいは静的な敵を倒したり、倒された場合は生き返ることができるようになっているはずです。

このチュートリアルは中級レベルのユーザー向けに作られています。事前に Unity マニュアルの、マルチプレイヤーネットワーキングに関する項目の特に 「ネットワークの概要」や、「高レベル API」(およびその下に含まれる「ネットワークシステムの概念」 をはじめとする各項目)をお読みになることをお勧めします。

はじめに

  • Unity で、空の 3D プロジェクトを 1 つ新規作成してください。
  • デフォルトのシーンを “Main” として保存してください。