バグの報告方法

バグをできるだけ迅速にご報告いただけるように、バグ報告アプリケーションを作成しました。Unity をご利用中に、メニューで Help->Report a Bug… を選択していただくか、Unity がインストールされているディレクトリの実行可能ファイルから直接アクセスすることができます。また、Unity がクラッシュした場合にも、自動的に起動されます。

報告しようとしているバグがドキュメンテーションに関するものの場合は、誤り、誤字脱字、省略などバグの種類に関わらず、該当のドキュメンテーションページの下部までスクロールし、「Report a problem on this page」ボタンをクリックして報告を行ってください。

新機能のアイデアを伝えたいとお考えの方は、Unity 製品ロードマップのページをチェックして、すでにそのアイデアが計画済みではないか、探してみましょう。一部の製品については、「新しいアイデアを送る」カードを開き、フォームに記入することで直接 Unity の製品チームにフィードバックすることもできます。

1)問題のタイプを選択

エディターの問題(A problem with the Editor) – Unity エディターが期待通りに機能していない場合

プレイヤーの問題(A problem with the Player) – 公開されているゲームで何らかの支障が生じている場合(その問題が Windows でのみ発生している場合はその旨、記載してください)特定の OS でのみこの問題が起きる場合は、その旨をメモに含めてください。

パフォーマンス(Performance) – Unity が期待通りのパフォーマンスを発揮していない場合、あるいは特定の領域で明らかに処理速度が落ちていることに気づいた場合。 

クラッシュバグ(Crash bug) – Unity または Unity ゲームがクラッシュした場合。Unity Bug Reporter アプリケーションが自動的に起動しなかった場合は、ただちにご自身で起動後、このオプションを選択してください。

サービス(Services) – Unity Ads/Everyplay/Multiplayer/Analytics/Cloud Build/Performance Reporting でパフォーマンスやインテグレーションの問題が発生した場合

2)問題の再現方法を報告

その問題を解決するには、それを再現できる必要があります。あなたが行った手順の正確な説明があれば、私たちもそれに明確に従って同じ状況を再現することができます。最も重要なことは、その問題を再現する方法を私どもに正確に教えていただくことです。もし Unity のスタッフとこの問題についてすでに議論している場合は、報告の中で対応したスタッフの名前をお知らせください。

どれだけの量を書く必要があるのかを把握するのは困難な場合があるので、こちらに進行方法の例をご紹介します。

  1. Alt キーを押したまま Unity を起動します(Windows の場合は、アイコンをクリックした直後に Alt キーを押します)
  2. パッケージのインポートをせずに新規プロジェクトを作成します
  3. Unity が起動されるのを待ちます
  4. メニューで 「GameObject->Create Empty」を選択します
  5. 新規のゲームオブジェクトがシーンビューに表示されるのを確認します
  6. メニューで「File->Quit」を選択します
  7. 保存のプロンプトが表示されたら「Don't Save」をクリックします
  8. Unity が正常に終了したことを確認します

3)プロジェクトフォルダーを添付

問題がご自分のプロジェクト固有の内容(シーン、アセット、スクリプトなど)に関連している場合は、問題解決のためにプロジェクトをアップロードしていただく必要があります。

プロジェクトを小さくし、最小の再現プロジェクトを作る労力を少なくするために Repro Project Wizard を用意しましたので、ぜひご利用ください。 

プロジェクトをこのように小さくし、対象を絞り込むことで迅速にバグを特定して修正することができるようになります。もし、アセットを必要最小限にまで減らす時間がない場合は、プロジェクト全体を送信していただいてもかまいません。 大きなプロジェクトより小さなプロジェクトを送っていただく方が望ましいですが、まったくプロジェクトを送信されないよりは大きなプロジェクトのままでも送っていただけると助かります。Unity の報告システムは非常にサイズの大きい添付ファイルもサポートしています。アセットそのものに含まれないデータやファイルがプロジェクトに含まれていますので、アセットのみを分離してアップロードしないでください。

Unity が皆さんのプロジェクトファイルを保管する方法についての詳細や、プライバシーおよび知的財産権に関する私たちの取り組みについては、バグ報告に関する追加規約をご覧ください。 

4)メールアドレスの提供

ご報告いただいた問題を解決するために詳細をお聞きする場合がありますので、有効なメールアドレスをご提供ください。

5)その後の流れ

まず、バグを提出された方に自動受理確認メールが送信されます。このメールには IN- から始まる ID が付与されており、Unity が受理した問題の詳細が記載されています。そちらのメールには、バグの問題解決における現在のステータスが記載された Web ページへのハイパーリンクが含まれています。ステータスをご確認いただくには、Atlassian アカウントが必要です(注:これはお使いの Unity ID とは異なります)。問題のステータスは必要な時にいつでもご確認いただけます。ご報告いただいた問題がバグと認められた場合、別のメールでその旨をお知らせします。また、問題を公開のイシュートラッカーで追跡できるようになります。このような形で報告された問題を含めて、すべての修正事項は Unity の次回メジャーアップデート、あるいはマイナーアップデート時に公表されます。ご自身の報告したバグが修正されたかどうかについては、その時点でご確認いただくことができます。

 

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